事業の紹介 野菜対策事業

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野菜価格安定対策事業の概要

野菜生産出荷安定法等に基づき、野菜の価格が著しく低落した場合に、生産者に補給金を交付することにより、野菜農家の経営に及ぼす影響を緩和し、次期作の確保と、消費者への野菜の安定的な供給を図る制度です。

事業の仕組み

(1)出荷団体(生産者)等が、都道府県、市町の補助金を加えて、県基金協会に資金を造成します。
(2)卸売り市場に出荷した対象野菜の平均販売価格が保証基準額を下回った場合(下記イメージ図)、その差額の一定の割合について、資金を取り崩し、国の補助金を加えて価格差補給金として交付します。(※国の補助金が無い事業もある。)

アスパラガス

事業の内容

(1)特定野菜等供給産地育成価格差補給事業

対象野菜

安定的供給を確保するため知事が選定した産地で生産された野菜で、出荷団体又は相当規模生産者が卸売市場に出荷したもの。

特定野菜供給産地事業(29品目)

アスパラガス、いちご、えだまめ、かぶ、かぼちゃ、カリフラワー、かんしょ、グリーンピース、ごぼう、こまつな、さやいんげん、さやえんどう、しゅんぎく、しょうが、すいか、スイートコーン、セルリー、そらまめ、ちんげんさい、生しいたけ、にら、にんにく、ふき、ブロッコリー、みずな、みつば、メロン、やまのいも、れんこん

アスパラガス
(アスパラガス)
指定野菜供給産地事業(14品目)

キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ピーマン、レタス、たまねぎ、ばれいしょ、ほうれんそう

資金造成負担割合(%)
特定野菜供給産地事業

国33.3:県33.3:市町11.1:生産者22.3
(アスパラガス、ブロッコリー、かぼちゃ…国50.0:県25.0:市町8.3:生産者16.7)

指定野菜供給産地事業

国50.0:県16.0:市町9.0:生産者25.0

(2)県単独野菜価格安定対策事業

対象野菜
知事が認める野菜で出荷団体が卸売市場に出荷したもの(30品目)

キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、ミニトマト、なす、にんじん、はくさい、ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタス、アスパラガス、いちご、かぼちゃ、さやいんげん、ちんげんさい、にら、にんにく、ブロッコリー、メロン、れんこん、こねぎ、さが乙女、プチヴェール、みず菜、モロヘイヤ、野菜うり

資金造成負担割合(%)

県50.0:市町20.0:生産者30.0

きゅうり
(きゅうり)

(3)契約特定野菜等安定供給促進事業

事業の種類と内容

事業の種類として、「価格低落タイプ」「出荷調整タイプ」「数量確保タイプ」があります。
本県では、「価格低落タイプ」の事業を行っています。

価格低落タイプ
事業内容 市場価格に連動して価格が変動する契約を締結している場合、価格が著しく低落した場合に交付の対象となります。
対象野菜 特定野菜(6品目)
アスパラガス、いちご、かぼちゃ、生しいたけ、ブロッコリー、れんこん
指定野菜(4品目)
キャベツ、きゅうり、トマト、レタス
資金造成負担割合

国3/9:県3/9:市町1/9:生産者2/9